「乾式」の外壁。ガルバリウム鋼板!
10年前の自宅の家づくりを当時のblogをもとに振り返り、10年後解説付きで配信中ーー
これから家づくりを考えている方へ、何かの参考になれば嬉しいです!
[おうちで家づくり 043]
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この日は夕方になってから現場へ。
すると・・・
ガルバが貼られていました!!
板金工事が進んでいたのですね~~
(ここは玄関ポーチ上の屋根(下屋)の部分)
ガルバの色は、光の当たり方で黒に見えていますが、銀黒です。
佐久間棟梁、今日もありがとうございます!
内壁の下地になる、石膏ボード。
今年家を建てる人は、干支が掻描かれていますよ笑!
雨樋もつけられていました!
環境にやさしい家づくりを進める中では、雨樋も塩ビではなく、ガルバの雨樋を使っています。
足場の上から見る、ニシトコの夕暮れ。
またひとつ現場が進んで、楽しみになって来ましたーー
【ガガガ・・・ガルバ!! 10013】
-----【10年後本人解説】-----
ガルバリウム鋼板を貼る外壁の仕上げは、「乾式」になります。
乾式というと、今の家づくりで多く採用されているのは、サイディング(ボード)を貼るというものです。湿式に比べて工期が短くコストが安い、クラック(ヒビ)が入るリスクも少ないといった理由からです。サイディングの中でも「窯業系」という種類のものが、最も広く普及しています。
ガルバも「金属系」サイディングボードの説明に出て来ますが、相羽建設の施工としては表面がガルバのボードを貼るのではなく、ガルバの板そのものを加工して貼っていきます。
ボード状のものを貼っていないので貼り合わせの部分(目地)がありません。(これは湿式も同じです)ここから雨水が入らないようにするコーキングという処理も不要です。コーキング剤が劣化することへの対処も不要になります。
外壁の素材や色合いは、自分の家のイメージに大きく影響する部分です。
ぜひ楽しんで選んで頂きたいのですが、イニシャルコストだけではなく、将来のメンテナンス等も考えた上で、選ばれると良いでしょう。
自分たちが年を重ねても、「あの時は若かったなあ~~」というイタイ感じにはならないように気をつけましょう笑
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それでは!
(ガイド 新)