住まいづくりガイドあたらしのブログ

あいばの家に暮らして14年目!住まいづくりのお役立ちトピックと日々のあれこれ。

こんな時には「トイレのタンク内漏水」が起きているかも!? ~その②【入口か出口か】

トイレを流した後、ふつうならタンクに水が溜まり、自動的に水が止まります。

水が止まった後なのに、タンクの中から水が出ているような音が聞こえる(ようだ)、

という時には・・・

 

「トイレのタンク内漏水」が、起きている可能性があります!

 

タンク内漏水が起きる、2つの可能性。

 

1つ目の可能性は「ボールタップ」の不具合。

ボールタップは、給水管からタンク内への水を調節する部品。入口ですね。

 

2つ目の可能性は「フロートバルブ」の不具合。

フロートバルブは、タンク内から便器内への水を調節する部品。出口です。

 

入口か出口か。まずは、大きくどちらの可能性かを探っていきます。

 

タンクのフタをあけて確認するのですが、その前に!

マイナスドライバーを用意。

トイレの横 床に近いところにある「止水栓」を確実に閉めましょうーー

 

そうしたら、タンクのフタをまっすぐ上に、そっと持ち上げます。

このようなカバーがある場合、それも外します。

f:id:jiroars:20201103135808j:plain

f:id:jiroars:20201103135854j:plain

 

次に、水位の高さを確認します。

明らかに低い場合ならすぐにわかるかもしれませんが、

目安となるのは、オーバーフロー管に対してどうなっているかです。

 

オーバーフロー管は、フロートバルブが故障した時でも、

タンク内に水があふれてしまわないようにする部品です。

 

この辺りにあります、

f:id:jiroars:20201103141353j:plain

こんなやつです。

f:id:jiroars:20201103141426j:plain

 

オーバーフロー管から、この場合3つの羽のような部分がありますが、

これが、タンク内に水のたまる正しい高さ(標準水位・止水位)の目安になります。

(機種によって水位が異なるため、3つに分かれている)

 

標準水位よりも低い場合・・・といっても、

このトイレの標準水位なんてすぐにわからないよーー という時は、

その場合は、一番下の羽よりも低ければ、

「水位が低い」として、出口側=「フロートバルブ」側を疑いましょう。

 

逆に水位が高い、これも標準水位がわからなければ、

オーバーフロー管の上端の位置に近いかで見るしかないかもですが、

「水位が高い」として、入口側=「ボールタップ」側を疑います。

 

ようは、通常よりも

水がたくさん流れ出てしまっているか、

水がたくさん注がれてしまっているか、

という切り分けをして、

 

どちら側に問題がありそうかの当たりをつけて、次のステップに進んでいきます。

 

 

・・・と、ここで。

 

とても重要なポイントを忘れていました!!

 

それをしなかったために、

トンデモナイことになってしまいました!!

 

はじめの分かれ道を間違えてしまったので、

その後のダメージも大きいのは当然ですね。

 

皆さんは私と同じミスをしないように!!

今回の中で、最大の!?ポイント、

「入口と出口、どちらに問題がありそうかの『正しい』確認方法」について、

この後紹介していきます。

 

この段階で気が付いたアナタは、きっとプロです笑

 

それでは!

その③につづく・・・

 

(ガイド アタラシ)