こんな時には「トイレのタンク内漏水」が起きているかも!? ~その③【まずは出口を疑え!!】
入口=ボールタップ側か、出口=フロートバルブ側かの切り分けについて書きました。
もう一度手順ですが、
1.止水栓で水を止める。
2.タンクのフタをあける。
3.水位を確認。標準水位よりも低い ⇒フロートバルブ側
4.水位が高い(オーバーフロー管の上端に近い) ⇒ボールタップ側
ということでした。
ここで私が忘れていた、重要なポイントについて説明します。
1.のあとすぐに3.の確認をしてしまった!!
そうすると、当然ながら・・・
水位は低くない!!!!!
私が忘れた、こうしなければならなかった、ひとつめのポイント。
2.のあと、しばらく待つ!!!!!(10分~20分くらい)
ということ。
出口側で問題=水が出てしまっているのなら、
2.の直後に比べて、明らかに水位が低くなるので、3.の先に進みます。
今思うと、当たり前すぎてビックリですが、
気持ちが急いてしまっていたのか、これをやらなかったのです・・・
さらに!!
以前この原因を調べようとした時に、
トイレを流して水が止まってから、シュッ~~っと音がしている状態で、
タンクのフタをそっと上げて中を見てみたら・・・
ボールタップの浮き球のレバーの根もとあたりから水が漏れていて、
浮き球を手で上に持ち上げてレバーの角度を上げてみると、水がピタッと止まったのですね。
(写真の黄色い○で囲んだ箇所)
ということは、
浮き球の位置を今よりも高くすれば(浮き球本体をまわして調整)、解決しそうと思ってやってみたら、実際に止まって・・・
と思って、奥さまにも「直ったぜ!」くらい言っていたら、
結局、しばらくしてからまた水漏れが~~
やっぱり、直っていない!!
これはもう、ボールタップ全体の交換しかない!!
と、
完全に、「入口側の問題」と思い込んでいたのですね。
そのこともあって、
2.のあと、しばらく待つ!!!!!(10分~20分くらい)
ということは一切考えもせず、 その結果、4.の先へと進んだのでした・・・
目の前でコトが起きていたら、そう思ってしまうでしょ!と少し思いつつも、
この判断ミスから、この後トンデモナイ展開になっていきます・・・
今回学んだ教訓は、
【まずは出口を疑え!!】
私と同じ判断ミスをしないよう、十分にお気をつけください!!笑笑
それでは!
その④につづく・・・
(ガイド アタラシ)