住まいづくりガイドあたらしのブログ

あいばの家に暮らして14年目!住まいづくりのお役立ちトピックと日々のあれこれ。

こんな時には「トイレのタンク内漏水」が起きているかも!? ~その③【まずは出口を疑え!!】

前回その②で、

入口=ボールタップ側か、出口=フロートバルブ側かの切り分けについて書きました。

 

もう一度手順ですが、

1.止水栓で水を止める。

2.タンクのフタをあける。

3.水位を確認。標準水位よりも低い ⇒フロートバルブ側

4.水位が高い(オーバーフロー管の上端に近い) ⇒ボールタップ側

ということでした。

 

 

ここで私が忘れていた、重要なポイントについて説明します。

1.のあとすぐに3.の確認をしてしまった!!

 

 

そうすると、当然ながら・・・

水位は低くない!!!!!

 

 

私が忘れた、こうしなければならなかった、ひとつめのポイント。

2.のあと、しばらく待つ!!!!!(10分~20分くらい)

ということ。

 

 

出口側で問題=水が出てしまっているのなら、

2.の直後に比べて、明らかに水位が低くなるので、3.の先に進みます。

 

今思うと、当たり前すぎてビックリですが、

気持ちが急いてしまっていたのか、これをやらなかったのです・・・

 

 

さらに!!

 

以前この原因を調べようとした時に、

トイレを流して水が止まってから、シュッ~~っと音がしている状態で、

タンクのフタをそっと上げて中を見てみたら・・・

 

ボールタップの浮き球のレバーの根もとあたりから水が漏れていて、

浮き球を手で上に持ち上げてレバーの角度を上げてみると、水がピタッと止まったのですね。

(写真の黄色い○で囲んだ箇所)

 

ということは、

浮き球の位置を今よりも高くすれば(浮き球本体をまわして調整)、解決しそうと思ってやってみたら、実際に止まって・・・

 

と思って、奥さまにも「直ったぜ!」くらい言っていたら、

結局、しばらくしてからまた水漏れが~~

 

やっぱり、直っていない!!

これはもう、ボールタップ全体の交換しかない!!

 

と、

 

完全に、「入口側の問題」と思い込んでいたのですね。

 

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そのこともあって、

2.のあと、しばらく待つ!!!!!(10分~20分くらい)

ということは一切考えもせず、 その結果、4.の先へと進んだのでした・・・

 

目の前でコトが起きていたら、そう思ってしまうでしょ!と少し思いつつも、

この判断ミスから、この後トンデモナイ展開になっていきます・・・

 

今回学んだ教訓は、

【まずは出口を疑え!!】

 

私と同じ判断ミスをしないよう、十分にお気をつけください!!笑笑

 

それでは!

その④につづく・・・

 

(ガイド アタラシ)