急な○○。
2月号のainohaに載る家づくりコラムの原稿をアップ!
季節的にはもう始まっている内容なので、
このブログで、先行してアップしちゃいますーー
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体調を崩してしまう時の原因で「急な○○」ってありませんか。
今回は私たちのカラダと「急な温度差」を、わかりやすく噛み砕きます!
今年は記録的な暖冬ということで、各地で色々な影響が出ています。
私たちのカラダは外の環境に影響を受けるので、昨年の酷暑がそうであったように、
暖冬の中急に寒くなったりすると、カラダがついていけず具合が悪くなることがあります。
日本は春夏秋冬が比較的ハッキリしているので(最近は崩れている!?)、
一年を通じてカラダが「夏体質」と「冬体質」に変わっていく。春と秋はその移行期間という話を、
以前、とある山岳ガイドの講座で聴いたことがあります。もし2月の翌月が8月だと皆倒れてしまう!とう話でした。
はじめは歩きで、少しづつ走り出していって長い距離が走れるようになる、
淹れるたびにバラつきがあったコーヒーが、美味しくドリップできるようになる、
大抵のことは「いきなり」はなくて「だんだん」ですよね。
これからの寒い季節。家の中の「急な温度差」には注意が必要です!
特に新築時から年数の経っている、断熱性能がそれほど高くない家の中で起きるのが、
リビングの暖房を強めにしていて、廊下やトイレとの温度差が大きくなってしまう、
お風呂に入る時には、あたたかいリビング→寒い廊下→寒い脱衣所→あたたかいお風呂と、温度差が大きい場所を急に移動する。自分のカラダは外の環境に応じて、無意識に反応します。
その調節が上手く行かなかった結果、家の中で倒れてしまうという事故が毎年起きているのです。
お正月に実家に帰って、トイレに行く時に「寒っ!」となりませんでしたか。
そういう事故が起きなくても、温度差が小さい方が、やっぱり色々とラクですよね。
家の中が「だんだん」な環境になるように、私たちもしっかりとした性能の家づくりをしていきますし、
皆さんも、そういうことへの関心を高めていって欲しいと思います。
ふだんの日はもちろん、「長く健康に過ごしていく」ロングライフの観点からも、
とっても大切なポイントです!
それでは!
(ガイド 新)