お客様の気になる土地、検討している土地を見に行った時に、
水道のメーター(だいたい濃い水色のフタ)をチェックします。
いわゆる、ライフラインと呼ばれる電気・ガス・水道(上下水道)。
生活していく上でなくてはならないモノですよね。
上下水道が整備されていない土地なんてあるの!?
あります!
大きな家が建っていた敷地を二つに分けて(分筆)販売していたら、
片方には入っていないことがあります。
その場合、土地を買う人が新しく整備する必要が出てきます。
そのお金が、結構かかります。
上下水道が整備されている場合にも、
何を見るかというと、フタに書かれている20/25といった数字です。
(フタも開けて見てみますが)
20とは、水道管の口径(太さ)のことで、20㎜です。
これが、13㎜の場合があります。
13㎜でも暮らせないことはないですが、
家の中のいくつかの蛇口から同時開放した時の水量不足や、
タンクレストイレが使えないといったことが出て来ます。
太さが違えば、流れる水の量が変わりますよね。
20㎜にすれば、このような問題は解決します。
ただし、口径を上げる工事には費用がかかります。
13㎜と20㎜では基本料金も違いますが(13㎜の方が安い)、
使い勝手の差もあるので、13㎜の場合にはよく検討する必要があります。
そもそも、前面道路に埋まっている本管の太さや、
私道で奥まっている家の場合では、そこから何世帯で取り出しているかなど、
詳しく調べるには、水道局で確認しないとわかりません。
現地を見に行って、
ただ、水道が入っていましたーー だけでは、チェック不足です。
もちろん、境界も要チェックです!
塀の位置(内側・外側・真ん中(芯積み))、ブロック塀の高さの確認です。
土地探し、土地選びのご相談も、お待ちしています。
日頃からたくさん見ていますので、勘どころは わかっていますよ。
それでは。
(ガイド 新)