山の中も歩いてお腹もすいてきました。
お昼は、秩父の美味しい豚肉と野菜を
アッツアツの石の上で焼いて食べる、
スペシャルバーベキュー!!
ごちそうさまでしたーー
さあ、午後まず向かったのは、
山から運んできた木を選別する、貯木場。
材種と太さなどで、わけていきます。
杉と桧。もう、わかりますよね??
続いて、製材工場へ。
丸い丸太から、四角い柱や梁がどのように出来ていくかを見ていきます。
丸太からむいた木の皮は、
木を乾燥させるための燃料に使われます。全体の99%がこうした材料という、リサイクルが進んでいる製材所です!
三台の製材機があり、
フルで稼働すると、一日に1,000本くらい
製材できるそうです!
丸太から、四角い材料を取り、
周りから板状の材料を取り、
残りから棒状の材料を取り、
最後に残った部分は、ウッドチップに。
余すところなく、使いきります!
木の中の水分が多いまま、家の材料に使ってしまうと、乾燥する過程で狂いが出てしまうため、
大型の乾燥庫の中で、水分を抜いていきます。
一気にやってしまうとダメで、
一週間以上の時間をかけて、ゆっくりと乾かしていきます。
木造ドミノ住宅の大黒柱も発見!!
四面にスリットを入れることで、割れに備えています。
最後に表面をキレイに仕上げて、
残っている木の水分量と、強度を測って
さらに、人の目でも曲がりや虫食いの跡などをチェック!
やっとここまで来て、
最後の最後に、はじかれてしまうことがあります。
A品にならなかったB品、C品も、捨てられることはなく使われますが、
家の柱や梁の1本ずつに、ここまでのストーリーがあると、本当に大切にしていきたいと思えてきます。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうこざいました!!
それでは。
(ガイド 新)