ヒートテックじゃありませんよ。
そして、この「ヒート」も熱を意味するHEATじゃないです。綴りは同じだけど。
「ＨＥＡＴ２０」（ヒートニジュウ）
いきなり、何のことーー？？ という方もいますよね。
これから「家づくり」を考えている人には、ぜひ知っておいてもらいたい、
これからの家の断熱性能の基準について、
「これくらいの基準にしておくと良い（べき）ですよーー」と言っている、
民間のスペシャルチーム。それが「ＨＥＡＴ２０」です。
↑これはアタラシ的な表現なので笑
正しくは、
「２０２０年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会」
英語では、
Investigation committee of Hyper Enhanced insulation and Advanced Technique for 2020 houses
この
Hyper ハイパー：超
Enhanced エンハンスド：高める
Advanced アドバンスド：進化した
Technique テクニーク：技術
20：2020年
の、頭文字をあわせて、「ＨＥＡＴ２０」という呼び名になっています。
何を高めるの？？
「insulation インサレーション：断熱」
です！！
なんで、「ＨＥＡＴ２０」のことを知っておいてほしいかと言うと、
これからの家づくりを考える時に、
私たち相羽建設が大切にして欲しいと考えている「三つの価値」
①基本価値
②感性（感情）価値
③普遍的価値
このうち、①基本価値の中の大きな項目「耐震性能」と「断熱性能」を考えた時、
耐震性能は「耐震等級１」以上が国の方で義務化されています。
頑丈な家、今まで経験したことのある震度なら家が倒壊しない、
家族の安全を守るために、家の強度を義務化する。よくわかる話ですよね。
ですが、
家の中の「あたたかさ」や「すずしさ」に直接影響のある
「断熱性能」については、今も義務化はされていません。（※住宅について）
皆さんも覚えている通り、
今年の夏、ハンパない暑さだったですよね。
これから寒くなると毎年のようにニュースに出る「ヒートショック」
冷暖房にかかるエネルギーが増えれば、光熱費も上がり、環境にも負荷がかかる
健康を害せば、医療費にも、介護費にだって影響があるかもしれない。
なによりも、
断熱性能は、毎日の住み心地に直に影響があります。
家に帰ってきた時の、あたたかーーい という感じ。
廊下に出た時「寒っ！！」となる、あの感じ。
皆さんも、経験があると思います。
これだけ、色々なことに、直接的に影響があることなのに、
先進国の、技術大国の、自然が豊かな、
来年はオリンピックも開催する、世界からも注目されている国なのに、
「断熱性能」については、今も義務化はされていません。（※住宅について）
以前、エコワークスの小山さんが上げられていたリンクの記事。
まさにこの通りで、
もう、何度もリンクを貼っているので読んだこともあるかもしれないですが、
そもそも私自身が、こういうことへの関心を強く持つようになったのが、
この出来事。2020年の断熱性能義務化の見送り！！！
aiba-kurashigoto.hatenablog.com
義務化されようとしていた、断熱性能のレベルだって決して高くない。
それよりなにより、見送りにした理由が、ショーーーーーモナイ。
というわけで、
毎日の住み心地に直に影響がある「断熱性能」は、
自分たちで確認をする必要があります。
何を確認すれば良いか⇒ その家を建てている会社の断熱性能の基準です。
「うちは、ヒートニジュウのジーワンですよーー」とか、
言ってもらえるところなら、
（あてにならない）国とかの基準とかではなく、
自社の基準を決めて、取り組んでいる会社だなと思ってもらって良いと思います。
「うちは、UA値（ユーエーチ）が0.48ですよーー」とか言われても、
全然、わからないじゃないですか。
一番わかり易いのは、カラダで体感してみること。
①昔の家
②義務化されなかったけど、一応国が推奨している基準の家
③ＨＥＡＴ２０の家
という三つの家を比較してみれば、「そういうことなのねーー」となります。
↑新宿にあるリクシルの体験型ショールーム「住まいstudio」では、
このような比較体験が出来ます。
新宿まで行かなくても、ＨＥＡＴ２０の家なら東村山で体験できます！！
今週末の11/9（土）10（日）は、この家の見楽会もやっています！！
皆さんのご来場をお待ちしていますーー
「ＨＥＡＴ２０」のこと、もっと知りたい方は（だいぶ書いてしまいましたが笑）
会場でお会いしましょう。
それでは！
（ガイド 新）
