住まいづくりガイドあたらしのブログ

あいばの家に暮らして14年目!住まいづくりのお役立ちトピックと日々のあれこれ。

自分たちの暮らしは、自分たちだけの暮らしではない。

今週末に予定していました「秋津町の家」見楽会は、

台風の影響により中止とさせてもらいました。

来週末の10月19日(土)20日(日)には、

同じく東村山市内にある「ソーラータウン八国山」にて、見楽会を行います!

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▼イベントについて、詳しくはこちらをクリック!

aibaeco.co.jp

 

秋津町の家は、ZEH仕様

jiroars.hatenablog.com

 

八国山の家は、HEAT20のG1グレード(温熱区分は5地域)

という高い断熱仕様になっています。

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高い断熱仕様の家に暮らすことは手段です。

目的は、「省エネルギーで快適な暮らしの実現」。

どうして、この目的なのか。

 

もっと 広義な考え、高い視座で捉えてみれば、

家で使うエネルギー(電気やガス、灯油など)が少ないということは、

もともとの電気やガスをつくるために、

化石燃料を燃やす時に発生する二酸化炭素の量を減らす」

ことにつながっていく。

 

もっともっと 広義な考え、高い視座で捉えてみれば、

二酸化炭素の量が全体的に減っていけば、

地球温暖化と言われる、地球全体の気温の上昇をおさえる」

ことにつながっていく。

 

水の温度が上がれば、水蒸気の量は増えます。

私たちが子供の頃も急な夕立はありましたが、

ゲリラ豪雨」のような降り方は無かったように思います。

 

降水量が年々増えているのは、水蒸気の量に関係していると思いますし、

高い温度の海水の上を通りながら発達して、

勢力を落とさないまま上陸をしてくる、まさに今回の台風がそうでした。

 

地球温暖化への対策は、

あらゆる分野で、様々な手段、アイディア、工夫、取組みがされている、

され始めています。

 

ただ、取り組み方の本気度合いは、国や地域によって違いがあります。

今回の記事で書いた、家の断熱性能については、

日本の場合は、未だに「自由」です。

 

地震の多い日本において、耐震性能は義務化されています。

耐震等級1は絶対にクリアしなければなりません。

 

一方、省エネな暮らしを実現するための断熱性能は、

当初、2020年に義務化される予定でした。

義務化される断熱の仕様も、決して高いものではありませんでしたが・・・

結局、見送られました!!

▼詳しくは、こちらの以前の記事をご覧ください!

aiba-kurashigoto.hatenablog.com

 

誰もが「そうだよね」となれば、義務化の必要なんていらないし、

ある意味では、自由な考え方を出来なくすることでもある。

 

でも、このようなことは、もはや自分たちだけのことではない。

快適な暮らしにも、将来の健康にも、関わってくるということも含めて、

誰もが理解できるのではと思うし、

 

目の前のことへの対処だけでなく、

もう少し本質的な部分への対応を、

今すぐ始めても、この10年に間に合うかという状況のハズ。

 

「家の断熱性能の義務化」。

家づくりに関わる一人として、声を大大大大大にして言います。

 

「家の断熱性能の義務化」。

これを決められる国の担当の方。いつやりますか??

 

それでは。

 

(ガイド 新)