今週末、東村山市諏訪町で進んでいるまちづくり「ソーラータウン八国山」で、
新しい建物の完成見楽会を行います!!
こちらは、建売住宅として販売中なので、
現地を見学して気になった方は、スタッフまでご相談くださいーー
こちらも、ふつうの建売住宅ではありませんでした。
「HEAT20」と書いて「ヒートニジュウ」と読みます。
日本語で正しくは、「2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会」
英語では、
Investigation committee of Hyper Enhanced insulation and Advanced Technique for 2020 houses
この
Hyper ハイパー:超
Enhanced エンハンスド:高める
Advanced アドバンスド:進化した
Technique テクニーク:技術
20:2020年
の、頭文字をあわせて、「HEAT20」という呼び名になっています。
何を高めるの??
「insulation インサレーション:断熱」
です!!
国の基準とは違う視点で、
住宅のあるべき姿を「民間主導で」考えて提案していく取組みで、
欧米にならって2009年に発足された、
「家のあたたかさって本来こうあるべきでしょーー」ということを、
誰にとってもわかりやすい値を使って、提案していこうというスペシャルチームのこと。
このHEAT20が提案している二つの基準。
それが、G1グレードとG2グレード。(最近では、G3グレードも発表された)
私たちが、安心安全に暮らしていけるように、
家の丈夫さ=耐震性能は、建築基準法というルールの中で、
耐震等級という基準で示されていて、等級1がクリアできなければ家を建てることは出来ません。(最高等級は3)
一方で、快適に暮らしていくためにの、
家のあたたかさ・すずしさ=温熱性能は、義務化されてきませんでした。
それが2020年、いよいよ義務化されるという話になっていたハズが・・・
なんと! 住宅については、見送られることになりました。
HEAT20が このことを予見していたのかはわかりませんが、
しっかりとした温熱性能の家は、
国に任せるのではなく、自分たちで考えて選んでいくこと。
私たちも、そういう家をつくっていくことが大切だと考えています。
▽▽詳しくは、こちらの記事(記事内のリンク先)を、ご覧ください!
そもそも「性能」って聞くと、ナンダカ難しそうーー となりがちだし、
たしかに、わかりにくい・・・
というより、UA値が0.48の家って言われても、
感覚的にイメージできないと思うんですよね。(私もそう!)
そこのところを、HEAT20は、誰にとってもわかりやすい値を使って表しています。
それは、
室温、気温、体温・・・
「温度」って、とっても身近な値ですよね。
そして、モデルケースの住宅を想定して、実際の一般的な暮らしぶりに沿った
「住宅シナリオ」の中で、各部屋のエアコンの使い方も明記した上で、
「冬場の最低室温が15℃以上となる割合」で、G1、G2グレードを説明しているのです。
G1よりG2の方が性能は高いのですが、
じゃ、G2の方がイイじゃないーー の前に、家を建てる場所がどこなのか。
日本は、南北に長い国。そして平地は少なく高低差もある。
そんな日本全体を「温熱区分」(寒い方から順に1~8地域)という分け方をして、
ここで家を建てるとしたら、これくらいの温熱性能(UA値)で建てることを推奨しますということを、国も示してはいます(義務化では無い!)
今回のソーラータウン八国山のある東村山市は、「5地域」
23区だと「6地域」のように、かなり細かく分かれていて、
家を建てる、建っている場所が
「5地域」のG1グレードと、
「6地域」のG2グレードでは、数値的にはかなり近い設定です。
このこととあわせて、確認することがポイントです!
今回の建売住宅は、
温熱区分が「5地域」の場所に建つ、HEAT20のG1グレードの家です。
しっかりとした耐震や温熱。永く暮らしていくための基本性能=基本価値と、
地域の山の木や、自然の素材を仕上げに使い、それを肌で感じられる心地良さ=感性価値が、あわさっています。
実際の感じを、ぜひ現地にて。
この週末に、確かめてみてください。
▽▽イベントについて、詳しくはコチラをクリック!
明日は天気が雨予報ですが、ご来場をお待ちしていますーー
それでは!
(ガイド 新)