住まいづくりガイドあたらしのブログ

あいばの家に暮らして14年目!住まいづくりのお役立ちトピックと日々のあれこれ。

HEAT20G1グレードの建売住宅、あります。

今週末、東村山市諏訪町で進んでいるまちづくり「ソーラータウン八国山」で、

新しい建物の完成見楽会を行います!!

こちらは、建売住宅として販売中なので、

現地を見学して気になった方は、スタッフまでご相談くださいーー

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前回、東村山市多摩湖町で販売していました「ヒトコトの家」。

こちらも、ふつうの建売住宅ではありませんでした。

jiroars.hatenablog.com

 

「HEAT20」と書いて「ヒートニジュウ」と読みます。

 

日本語で正しくは、「2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会」

英語では、

Investigation committee of Hyper Enhanced insulation and Advanced Technique for 2020 houses

この

Hyper ハイパー:超

Enhanced エンハンスド:高める

Advanced アドバンスド:進化した

Technique テクニーク:技術

20:2020年

の、頭文字をあわせて、「HEAT20」という呼び名になっています。

 

何を高めるの??

「insulation インサレーション:断熱」

です!!

 

国の基準とは違う視点で、

住宅のあるべき姿を「民間主導で」考えて提案していく取組みで、

欧米にならって2009年に発足された、

「家のあたたかさって本来こうあるべきでしょーー」ということを、

誰にとってもわかりやすい値を使って、提案していこうというスペシャルチームのこと。

 

このHEAT20が提案している二つの基準。

それが、G1グレードとG2グレード。(最近では、G3グレードも発表された)

 

私たちが、安心安全に暮らしていけるように、

家の丈夫さ=耐震性能は、建築基準法というルールの中で、

耐震等級という基準で示されていて、等級1がクリアできなければ家を建てることは出来ません。(最高等級は3)

 

一方で、快適に暮らしていくためにの、

家のあたたかさ・すずしさ=温熱性能は、義務化されてきませんでした。

それが2020年、いよいよ義務化されるという話になっていたハズが・・・

なんと! 住宅については、見送られることになりました。

 

HEAT20が このことを予見していたのかはわかりませんが、

しっかりとした温熱性能の家は、

国に任せるのではなく、自分たちで考えて選んでいくこと。

私たちも、そういう家をつくっていくことが大切だと考えています。

 

▽▽詳しくは、こちらの記事(記事内のリンク先)を、ご覧ください!

jiroars.hatenablog.com

 

そもそも「性能」って聞くと、ナンダカ難しそうーー となりがちだし、

たしかに、わかりにくい・・・

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というより、UA値が0.48の家って言われても、

感覚的にイメージできないと思うんですよね。(私もそう!)

 

そこのところを、HEAT20は、誰にとってもわかりやすい値を使って表しています。

それは、

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室温、気温、体温・・・

「温度」って、とっても身近な値ですよね。

 

そして、モデルケースの住宅を想定して、実際の一般的な暮らしぶりに沿った

「住宅シナリオ」の中で、各部屋のエアコンの使い方も明記した上で、

「冬場の最低室温が15℃以上となる割合」で、G1、G2グレードを説明しているのです。

 

G1よりG2の方が性能は高いのですが、

じゃ、G2の方がイイじゃないーー の前に、家を建てる場所がどこなのか。

 

日本は、南北に長い国。そして平地は少なく高低差もある。

そんな日本全体を「温熱区分」(寒い方から順に1~8地域)という分け方をして、

ここで家を建てるとしたら、これくらいの温熱性能(UA値)で建てることを推奨しますということを、国も示してはいます(義務化では無い!)

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今回のソーラータウン八国山のある東村山市は、「5地域」

23区だと「6地域」のように、かなり細かく分かれていて、

 

家を建てる、建っている場所が

「5地域」のG1グレードと、

「6地域」のG2グレードでは、数値的にはかなり近い設定です。

このこととあわせて、確認することがポイントです!

 

 

今回の建売住宅は、

温熱区分が「5地域」の場所に建つ、HEAT20のG1グレードの家です。

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しっかりとした耐震や温熱。永く暮らしていくための基本性能=基本価値と、

地域の山の木や、自然の素材を仕上げに使い、それを肌で感じられる心地良さ=感性価値が、あわさっています。

 

実際の感じを、ぜひ現地にて。

この週末に、確かめてみてください。

▽▽イベントについて、詳しくはコチラをクリック!

aibaeco.co.jp

 

明日は天気が雨予報ですが、ご来場をお待ちしていますーー

 

それでは!

 

(ガイド 新)