▼今回の制度についての概要は「専用ホーム―ページ」でご確認ください。
②で書くのは「わかりにくい部分」についてでしたね。
一番これじゃないかなーーと思うのが、
「ポイントをもらうためには、別に費用がかかる!!」です。
今回の対象になるかの諸条件には該当するとして、
「高い性能を有する住宅」⇒350,000ポイント
「一定の性能を有する住宅」⇒300,000ポイント
となっていますが、
この「高い性能」「一定の性能」を有していることを、
証明するための書類が必要になります。
上記ホームページの「制度概要」の一番下にある、
「説明会資料」(5/31更新)の44頁~46頁
これの一番下に 小さーーく書かれています。
●証明書の取得にはそれぞれ手数料が必要です。
手数料は、発行する期間等により異なりますので各機関等にお問合せください。
せめて赤い字で書いて欲しい。
まず、
こういう説明とか見るだけでも苦手~~という方もいると思います。
私もあまり好きではないです笑
各機関にお問合せください って言われても、
「各機関」ってどこよ!?
って、なりません??
私たちからすると普通でも、世の中的には全然わかりにくい。
それでは、いくつもある書類のうち、
「次世代住宅ポイント対象住宅証明書」について、噛み砕きます!!
ちなみに上の資料で※1とあって、
※1次世代住宅ポイント制度のために新たに発行されるもの
となっていますが、上の資料にある今までにある各制度の証明書や
フラット35という住宅ローンを利用する方であれば「適合証明書」が出て来るので、
それでもOKです。
とにかく「いずれか」が多すぎ!!
新しくつくらなくても、
ことの本質は「性能の高い家」を示す なのだから、
根本は、私たち作る側が責任をもって確かなものをつくれば、
新しい証明書なんて要らないハズ。
スミマセン、「次世代住宅ポイント対象住宅証明書」の話しにもどします。
まず、「次世代住宅ポイント対象住宅証明書」で検索!
googleなら一番上に出てくる
「発行業務実施機関リスト」をクリック、こちらのページが出てきます。
一番上のリンクをクリックすると、
pdfファイルがDLされて、それを開くとこのようなリストが書かれています
この中から、次世代住宅ポイント対象住宅証明書の発行業務の内容を
確認していきます。
各機関、また「取得したい基準」によって発行のための料金が異なります。
・断熱性能等級
・一次エネルギー消費量等級
・劣化対策等級
・耐震等級
などの項目のうち、どの基準で証明書を取得すれば良いかは、
実際に建てる家の仕様が
「どの基準で一番取りやすいか(合っているか)」で決めれば良いと思います
それぞれの発行料金に加えて、
その証明書を「取得するために必要な書類」を揃える作業と、
各機関とのやり取り(申請費用)も、考えておく必要があります。
上記の取得する基準の種類によって、
この「取得するために必要な書類」の種類も異なります。
見てもらうとわかりますが、
自分でやろうとすると、なかなか大変だと思います。
□次世代住宅ポイント対象住宅証明書の取得
=必要な書類を揃えること、各機関への申請
□次世代住宅ポイント制度への申請も 代理申請という形で、
私たちのような工務店、建設業者の方でも もちろん行えます。
その場合には、費用が発生します。
詳しくは、皆さんが相談をされている工務店にご確認ください。
こういった部分のことが、なかなか、伝わっていないままに、
10月以降に新築を建てると
35万円分の商品がカタログから選べるんだってーー
だけが、どんどん独り歩きしてしまうと、
ことの本質も、
実質的な費用(取得ポイント-ポイントもらうためにかかる費用)も、
知らなかった!! となってしまいます。
家づくり学校でも、
このあたりのことは、しっかりとお伝えしていきます。
それでは!
(ガイド 新)